「菩提寺が遠方にあるけれど、地元で葬儀を行いたい…」
そんなご相談を、私たち葬儀社ではよくいただきます。
近年は転居や核家族化の影響で、家の宗旨やお寺とのつながりは変化しています。特に「菩提寺が地方にある」ケースでは、どのように葬儀を進めればいいか迷う方が多いものです。今回は、そのポイントを分かりやすくお伝えします。
菩提寺が地方の場合、まず確認すること
- ご本家や親族への相談
菩提寺との関係は、家単位で続いていることが多いため、ご本家や親戚に事情を相談するのが大切です。すでに対応の経験がある場合も多く、アドバイスをもらえることがあります。 - 菩提寺へ連絡を入れる
遠方だからといって連絡を怠ると、後々トラブルのもとになりかねません。ご住職に事情を説明し、地元での葬儀が可能か、どのような手順が必要かを相談しましょう。
地元で葬儀を行う場合のポイント
● 僧侶の手配方法
(1) 菩提寺の住職に来てもらう
- 出張していただける場合もありますが、交通費や宿泊費の負担が発生します。
- 日程調整が難しい場合もあるため、早めに相談するのがおすすめです。
(2) 地元の寺院に依頼する
- 宗派が同じお寺に、葬儀を依頼する方法もあります。
- この場合でも、菩提寺のご住職に「どのお寺に依頼するか」「どのような儀式を行うか」を確認しておきましょう。
- 戒名を菩提寺でいただきたい場合は、その旨を伝えます。
帰郷して菩提寺で葬儀を行う選択肢も
- 遠方でも「先祖代々のお墓の前で葬儀をしたい」と帰郷を選ぶ方もいます。
- 帰郷葬の場合、移動費用や宿泊費、参列者の負担を考える必要があります。
- 帰郷が難しい場合でも、葬儀後に遺骨を持参して納骨や法要を行う方法もあります。
菩提寺に無断で葬儀を進めるのは避けよう
地方の菩提寺がある方で、無宗教葬を希望される方や家族葬で済ませたい方も増えています。しかし、菩提寺との付き合いを続ける予定なら、葬儀前に一度相談しておくことが大切です。無断で進めると、将来のお墓のことや法要でトラブルになることがあります。
まとめ
菩提寺が地方にある場合でも、地元で葬儀を行うことは可能です。ただし、
- 事前の相談
- 宗派や儀式内容の確認
- 僧侶の手配方法
などをきちんと整理しておくことが、トラブルを防ぎ、心残りのないご葬儀につながります。
「遠方の菩提寺があってどうしたら良いか分からない」
そんなときは、ぜひライフサポートへご相談ください。宗派や地域事情に合わせて、最適なご提案をさせていただきます。
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