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葬儀のポータルサイトと普通の葬儀社の違いとは?

「葬儀ポータルサイトと地域葬儀社の違いを示すイラスト。左側にポータルサイトを表示するパソコン、右側にライフサポートのスタッフとお客様が対面で相談する様子。白背景、ライフサポートのロゴ入り。」

〜「ちいさなお葬式」「よりそうお葬式」「やさしいお葬式」などの仕組みを解説〜

こんにちは、ライフサポートの富山です。

最近は、テレビCMやインターネット広告などで「ちいさなお葬式」「よりそうお葬式」「やさしいお葬式」などの名前をよく耳にする方も多いのではないでしょうか。これらはいわゆる 葬儀のポータルサイト です。

一方で、私たちのような 地域の葬儀社 に直接依頼する方も、もちろんいらっしゃいます。

では、この二つの違いは一体何なのか?今日は、ポータルサイトと普通の葬儀社の違いについて詳しく解説します。


ポータルサイトは「葬儀社」ではない

まず、大きな誤解があるのがここです。

  • ちいさなお葬式
  • よりそうお葬式
  • やさしいお葬式

といったポータルサイトは、実は「葬儀を施行する葬儀社」ではありません。

ポータルサイトは、葬儀を受注する窓口の役割 をしているに過ぎず、実際の葬儀を行うのは、ポータルサイトと提携している地域の葬儀社です。

つまり、ポータルサイトは「集客」をし、その後、依頼を提携の葬儀社に振り分けるという仕組みなのです。


ポータルサイトのメリット・デメリット

メリット

料金がわかりやすい
ポータルサイトは、サイト上でプランを明記していることが多く、価格が明瞭です。
「家族葬○○万円」など、セット料金で掲載されているので、予算感を掴みやすいという利点があります。

全国どこでも同じ窓口で相談できる
全国対応しているため、地方に住む家族の葬儀を手配する際などにも便利です。


デメリット

実際にどの葬儀社が来るか分からない
ポータルサイトは依頼を受けると、その地域の提携葬儀社へ仕事を振ります。
しかし、どの葬儀社が来るかは指定できないことが多く、対応の質に差がある場合も。

融通が利きにくい場合がある
サイトに記載されたプランに沿った内容になるため、細かなカスタマイズや地域特有のしきたりへの対応がしづらいことがあります。

紹介手数料が価格に含まれていることが多い
ポータルサイトは紹介で成り立つビジネスモデルです。紹介手数料が上乗せされているため、必ずしも地域の葬儀社に直接頼むより安いとは限りません。


地域の葬儀社に直接依頼するメリット

では、私たちのような地域の葬儀社に直接相談するメリットは何でしょうか?

顔の見える担当者と打合せできる
地元の葬儀社は、実際に担当するスタッフが打ち合わせから葬儀当日まで一貫して対応することが多いです。
「どんな人が担当してくれるのか分かる」というのは、安心感につながります。

地域の風習・寺院事情に詳しい
例えば新盆、香典の金額、宗派ごとのしきたりなど、地域によって細かく異なります。地元葬儀社はその土地の慣習に精通しているため、安心して相談できます。

柔軟な対応が可能
「こうしたい」という要望が出たときに、細かく対応してくれるのは地域葬儀社の強みです。

中間マージンがない
ポータルサイト経由ではなく、直接契約することで余計な紹介手数料がかからない場合があります。結果的に同じプランでも費用を抑えられることもあります。


ポータルサイトが向いている人・向かない人

向いている人

  • 忙しくて一刻も早く手配したい人
  • 遠方から手配する人
  • 料金の目安を事前に知りたい人

向かない人

  • 地域のしきたりを大事にしたい人
  • 担当者の顔が見える安心感を重視する人
  • 細かい希望を相談したい人

ライフサポートでは、直接相談をおすすめします

もちろん、ポータルサイトにも良い面はあります。
しかし葬儀は「人生の最期の儀式」。心に寄り添う対応や、その地域ならではのしきたりへの理解は、やはり地域の葬儀社の強みだと私たちは考えます。

もし、葬儀について迷っている方は、ぜひ一度直接ご相談ください。費用面のご不安や、「ポータルサイトとどちらがいいか」なども、正直にお話しいたします。

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📞 フリーダイヤル:0120-873-444
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家族葬とは?メリット・デメリットや費用相場をわかりやすく解説

近年、注目を集めている「家族葬」。
「葬儀は小さくていい」「親しい人だけで送りたい」という方のニーズが高まり、多くの方が家族葬を検討するようになっています。

しかし、家族葬とは具体的にどのような葬儀なのか、一般葬との違いは何か、費用はどれくらいかかるのかなど、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回は、家族葬の基本からメリット・デメリット、費用相場や注意点まで詳しく解説します。


家族葬とは?

家族葬とは、故人の家族や親しい友人など、限られた少人数で行う葬儀のことです。
一般葬のように多くの参列者を招かず、身内だけでゆっくりお別れができるスタイルが特徴です。

家族葬に明確な定義はありませんが、参列者が10~30名程度の規模で執り行われることが多いです。


家族葬のメリット

1. ゆっくりとお別れができる

家族葬は少人数のため、弔問客への対応に追われることなく、家族で故人との最後の時間を過ごすことができます。

2. 費用を抑えやすい

参列者が少ないため、香典返しや飲食代などの接待費用を抑えることができます。ただし、葬儀プランによっては一般葬と大きく変わらない場合もあるため注意が必要です。

3. 故人の意向を反映しやすい

派手な儀式を望まない方や、宗教色を抑えた葬儀を希望する方に向いています。


家族葬のデメリット

1. 後日弔問が増える可能性

家族葬に呼ばれなかった友人や知人が後日、自宅へ弔問に訪れることがあります。対応がかえって負担になる場合もあります。

2. 親族間のトラブル

「呼ぶべき人を呼んでいない」と親族間でトラブルになるケースも少なくありません。事前に誰を呼ぶかしっかり相談しておきましょう。


家族葬の費用相場

家族葬の費用は、地域や葬儀社、プランによって大きく異なりますが、一般的には以下のような目安です:

  • 葬儀一式費用:30万円~80万円程度
  • 飲食接待費:数万円~10万円程度
  • 火葬費用:数万円程度(公営か民営かで差あり)

合計で 50万円~120万円程度 になることが多いです。
ただし、祭壇や会場規模、演出の有無によって価格は上下します。


家族葬を選ぶ際のポイント

  • 呼ぶ人を明確に決めておく
  • 弔問対応の負担を想定しておく
  • 親族とよく話し合う
  • 複数の葬儀社から見積もりを取る

まとめ

家族葬は、故人や家族の希望を大切にできる柔軟な葬儀のスタイルです。
しかし、後々のトラブルを避けるためには、呼ぶ人の範囲や費用についてきちんと決めておくことが大切です。

「家族だけでゆっくり送りたい」という方には家族葬は非常に良い選択肢といえるでしょう。
ぜひ後悔のないお別れのために、早めに情報収集をしてみてください。

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大切な人を失った心を支えるケア、グリーフケアとは

「グリーフケア」という言葉を聞いたことはありますか?
近年、葬儀や終活にまつわる話題の中で、少しずつ耳にすることが増えてきた言葉です。
グリーフケアとは、大切な人を亡くした悲しみを抱える方の心を支え、少しずつ立ち直るお手伝いをするケアのことをいいます。

大切な人を失うというのは、人生で最も大きな悲しみの一つです。
心にぽっかり穴が空いたような感覚や、どうして良いかわからない苦しさを抱える方も少なくありません。
今回は、グリーフケアとは何か、どのようなサポートが受けられるのか、そして当社ライフサポートで行っている取り組みについてご紹介します。


グリーフ(Grief)とは?

「グリーフ」とは英語で「悲嘆」「深い悲しみ」という意味です。
葬儀の場では、故人を見送る悲しみはもちろん、その後の生活に訪れる寂しさや喪失感、時には後悔の気持ちなど、さまざまな感情が複雑に絡み合います。

悲しみは人それぞれ。
泣いて気持ちを吐き出す方もいれば、悲しみを胸の奥にしまい込み、周囲には平気なふりをする方もいます。
どちらが正解ということはありません。
大事なのは、自分自身が少しずつでも心の整理をつけられるようになることです。


グリーフケアとはどんなケア?

グリーフケアとは、大切な人を失った後の深い悲しみを少しでも和らげるための支援です。
具体的には、以下のようなことを指します。

  • 悲しみの感情を安心して話せる場所を作る
    • 誰かに気持ちを聞いてもらうだけで心が軽くなることがあります。
  • 無理に「元気にならなきゃ」と思わせない
    • 悲しむことは自然な反応です。時間をかけることを許すケアも大切です。
  • 不安や孤独を軽減する情報提供
    • 手続きのこと、生活のこと、将来への不安などを具体的に相談できます。
  • 同じ立場の人と交流する場を作る
    • グリーフケアの一環で、遺族会などの集まりを開いている葬儀社もあります。

近年は葬儀社だけでなく、カウンセラーや医療機関、自治体などでもグリーフケアの取り組みが広がっています。


悲しみを語ることの大切さ

「自分だけがこんなに辛いのではないか」
「泣くなんて弱いと思われるかもしれない」
と心にしまい込む方は少なくありません。
しかし、悲しみを言葉にすることは心の整理をつける大切な一歩です。

誰かに話すことで、少しずつ自分の気持ちが整理され、悲しみが少し和らいでいくこともあります。
「時間が薬」とはよく言われますが、その時間を支えるのがグリーフケアです。


ライフサポートのグリーフケアへの取り組み

当社ライフサポートでも、ご遺族の心のケアを大切にしています。
葬儀後のご相談はもちろん、

  • お一人で抱え込んでいるお気持ち
  • 法要や手続きの不安
  • 周囲との関係や孤立感

など、どんな小さなことでもご相談ください。
また、定期的に「法要や心の整理を考える会」なども行い、同じ立場の方同士で語り合える場も設けています。

悲しみがすぐに消えるわけではありません。
それでも、安心して話せる場所や人がいることで、少しずつでも前を向いていただけるよう、私たちは寄り添い続けます。


まとめ

グリーフケアは、大切な人を亡くした悲しみを抱える方の心を支える大切なケアです。
「こんなことで相談していいのだろうか…」とためらう必要はありません。
話すことで心が軽くなることもあります。
もし今、悲しみの中にいらっしゃる方がいましたら、どうか一人で抱え込まず、ぜひご相談ください。

ライフサポートでは、ご葬儀の前も後も、皆さまの心のサポートを大切にしています。
どうぞお気軽にご連絡ください。


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キリスト教の葬儀形式とは?カトリックとプロテスタントの違いも解説

こんにちは。ライフサポートの富山です。
近年、葬儀の多様化が進む中で、キリスト教の葬儀についてご相談をいただくことが増えてきました。
「キリスト教の葬儀ってどんな流れなの?」
「仏式とどう違うの?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、今回はキリスト教葬儀の基本と、カトリック・プロテスタントそれぞれの違いを詳しくお話しします。


キリスト教葬儀の特徴

キリスト教の葬儀は、一般に「神に帰る」ためのお祈りを中心に行われます。
仏教でいう「成仏」という概念よりも、神への信仰や復活を信じることが中心です。
また、仏教のように「香典返し」「戒名」「読経」といった習慣は基本的にありません。

共通する特徴は以下の通りです。

  • 賛美歌や聖歌を歌う
  • 聖書の朗読がある
  • 神父または牧師が式を執り行う
  • 香典返しや引出物は省略する場合が多い
  • 通夜を行わないことが多い

カトリックとプロテスタントの違い

カトリック葬儀

カトリック教会では、亡くなった方のために「死者のためのミサ」が行われます。
神父が司式し、聖体拝領(パンとワインを分け合う儀式)が行われるのが大きな特徴です。

  • 場所:教会で行うのが一般的
  • 服装:黒や紺など、落ち着いた色の平服
  • 花:白い花が多く使われる
  • お香典:不要な場合が多いが、教会献金として渡すケースもあり
  • 祭壇:十字架やイエス像が飾られる

ミサは約1時間ほどで、その後出棺→火葬という流れが一般的です。


プロテスタント葬儀

プロテスタントの葬儀は、神への感謝や故人を偲ぶ集いの意味が強いのが特徴です。
カトリックのようにミサはなく、牧師による聖書朗読、説教、賛美歌などが中心です。

  • 場所:教会または自宅、葬儀場など柔軟
  • 服装:黒や紺など、平服で参加可能
  • 花:白を基調とした花が多い
  • お香典:不要なこともあるが、教会運営への献金を受け付ける場合あり
  • 祭壇:十字架が中心で、仏具は置かない

プロテスタント葬儀は30分~1時間程度で終わることが多く、その後火葬へ進みます。


キリスト教葬儀に参列する際のマナー

仏式とは異なる点がいくつかあります。

✅ 数珠は持参しない
✅ 香典袋は「御花料」「御霊前」と記載
✅ 黒や紺など、光沢のない服装が基本
✅ 焼香はなく、献花を行うことが多い
✅ 故人の冥福よりも、神への祈りを重視する

「御香典」と表書きするのは避け、**「御花料」**や「御霊前」と記載するのが安心です。


キリスト教の葬儀を検討している方へ

キリスト教の葬儀は、仏式とは形式も流れも大きく異なります。
最近は無宗教葬と同様に、自由度の高い葬儀を希望される方も多くなっています。
どのような形で送るかはご家族の思い次第です。ライフサポートでは、キリスト教葬儀にも多数の実績がございますので、安心してご相談ください。


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「こんな形で送りたい」そんなご希望があれば、お気軽にお聞かせください。
どんな宗派にも、誠心誠意お手伝いさせていただきます。


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新盆の準備と費用、親戚にはどう伝える?

こんにちは。ライフサポートの富山です。

ご葬儀を終えた後、意外とすぐにやってくる大きな行事のひとつが「新盆(にいぼん・しんぼん)」です。

「新盆って何を準備すればいいの?」
「親戚にはどうやって伝えたらいい?」
「費用はどのくらいかかるの?」

今回は、そんなお悩みにお応えするブログです。これから新盆を迎える方や、ご家族を支える立場の方にとって、少しでも参考になれば幸いです。


新盆とは?

「新盆」とは、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆のことをいいます。

多くの地域では、旧盆(8月13日~16日)に合わせて行われますが、7月に行う地域もあります。通常のお盆よりも丁寧に供養をする習わしがあり、親戚や知人を招いて法要を営むこともあります。


新盆の準備とは?

① 僧侶や寺院への依頼

まず確認すべきは、菩提寺があるかどうかです。

  • 日程の相談
  • 法要の形式(自宅かお寺か)
  • お布施の金額の目安

などを早めに決めておくと安心です。


② お仏壇・飾りの準備

新盆では「白提灯(新盆提灯)」を飾ることが一般的です。

  • 白提灯
  • 精霊棚(盆棚)の飾り
  • お花や果物、お菓子などのお供え物

仏具店やホームセンターでも購入可能です。ライフサポートでも提携業者をご紹介できますので、迷ったらご相談ください。


③ 会食や返礼品

親戚を招く場合は、会食や返礼品も準備することが多いです。

  • 精進落とし(会食)の手配
  • 返礼品(お菓子・タオル・食品など)

人数の見積もりを早めに立てるとスムーズです。


新盆の費用はどれくらい?

新盆の費用は、ご家庭によって大きく異なりますが、以下が目安です。

項目費用目安
僧侶へのお布施3万円~5万円
提灯・飾り1万円~3万円
会食(1人あたり)3千円~1万円
返礼品(1人あたり)1千円~3千円

例えば、10人規模で新盆を行う場合の合計は10万円~20万円ほどになることも珍しくありません。

しかし最近では、コロナ禍以降、規模を縮小する方も多く、費用を抑えるケースも増えています。


親戚にはどう伝える?

「親戚を呼ぶべきか?呼ばないべきか?」
ここが新盆で一番悩まれるポイントです。

最近は家族だけで静かに行うご家庭も多いですが、親戚には必ず事情を説明しておくのがマナーです。

お伝えの例文

「おかげさまで葬儀も無事終わり、今年は○○の新盆を迎えます。まだ落ち着かない状況もあり、家族のみでささやかに行う予定です。お気持ちだけ頂戴できましたら幸いです。」

あるいは、招く場合は

「○月○日 ○時より新盆の法要を予定しております。ご都合よろしければご参列ください。」

電話でも構いませんが、最近は手紙やLINEなど、文章で伝える方も増えています。


新盆を無理なく迎えるために

新盆は故人を偲ぶ大切な行事ですが、決して「こうしなければいけない」という決まりばかりではありません。

  • 費用が心配なら規模を小さくする
  • 僧侶のお布施や飾りも無理のない範囲で
  • 親戚への連絡は遠慮せず相談する

ライフサポートでは、新盆の準備から費用の相談までお手伝いしています。ご不安なことがあれば、いつでもご相談ください。


まとめ

新盆は、故人の魂を迎える大切な行事です。
しかし準備や費用、親戚への連絡など、不安を抱える方も少なくありません。

ライフサポートでは、皆様の想いを尊重しながら、新盆を無理なく進めるお手伝いをしております。どんな小さなことでもご相談ください。


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葬儀のことも、その後のことも。あなたのそばでサポートいたします。

【相続でもめないためには…争続にならないように】

「家族が円卓を囲み、相続について穏やかに話し合う様子を描いたデジタルイラスト。背景は白。画面右下に『ライフサポート』の社名とロゴが入っている。」

こんにちは。ライフサポートです。

「相続」と聞くと、多くの方は「うちは大した財産もないし、揉めることなんてない」と思われるかもしれません。

しかし実際には、遺産の多い少ないにかかわらず、相続をきっかけに親族間でトラブルが起こるケースは決して少なくありません。いわゆる「争続(そうぞく)」です。

特に葬儀の現場では、ご遺族の方々から「相続のことで親族とギクシャクしてしまった」というお話をよく伺います。葬儀の場が、相続の話の火種になることも少なくありません。

では、どうすれば争続を避けられるのでしょうか?


■ 誰が口を出してくるのか?実は相続人以外が多い

相続でもめるとき、実際に強く意見を言うのは相続人本人よりも、その「配偶者」や「子ども」であることが多いのが現実です。

たとえば…

  • 夫を亡くした奥様側の甥っ子や姪っ子が「うちにも権利がある」と言い出す
  • 兄弟姉妹間で「うちはお金を出して介護した」「世話は全部私がした」などの主張が出る
  • 相続人の配偶者が「自分たちが不利にならないように」と強く主張する

親族とはいえ、相続に直接関係ない第三者が意見を述べることで話が複雑化し、争いが激化することも少なくありません。


■ 争続を防ぐために今できること

相続でもめないためには、やはり生前からの準備が大切です。以下のことをおすすめします。

1.遺言書を作る

もっとも効果的なのは、法的に有効な遺言書を作成することです。
特に以下のようなケースは、遺言書がないと揉めやすいと言われています。

  • 相続人が多い(兄弟姉妹も含む)
  • 先妻・後妻がいる
  • 子どもがいない
  • 特定の相続人に多めに遺したい
  • 相続財産が不動産中心で分けにくい

「遺言書なんて大げさ」と思われる方もいらっしゃいますが、一通作っておくだけで家族の安心感が違います。


2.財産の情報を整理しておく

「財産がどこにどれだけあるか分からない」ことも争いの原因です。
預金、証券、不動産、生命保険など、どんな資産がどこにあるかを書き出しておくだけでも家族にとって大きな助けになります。


3.家族で話し合っておく

「うちは仲が良いから大丈夫」と思っていても、いざとなるとお金が絡み思わぬ言い争いが起こるものです。
生前に「自分はこうしたい」という希望を家族に伝え、共有しておくことがとても重要です。


■ 相続の相談は専門家に

相続は法律や税金が関わるため、専門家のサポートが必要になることもあります。
司法書士、税理士、行政書士、弁護士など、それぞれ得意分野が異なりますので、状況に応じて相談先を選ぶのがおすすめです。

ライフサポートでも、葬儀のご相談とあわせて「相続の不安」についてお話を伺うことがよくあります。葬儀後もお気軽にご相談ください。

相続でいちばん大切なのは「家族の心を守ること」。
準備をしておくことで、大切な人たちが争わずに済む未来をつくることができます。


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墓じまいしたいがどうすればよいか?―手続き・費用・注意点を解説

こんにちは。最近「墓じまい」という言葉をよく耳にしませんか?
「親のお墓をどうするか悩んでいる」
「遠方でお墓を守れない」
「自分の代で墓じまいしたいが、どう進めればいいか分からない」
こうしたご相談が、当社にも増えています。

今回は、墓じまいを検討している方へ向けて、流れや費用、注意点を詳しく解説します。


墓じまいとは?

墓じまいとは、お墓を撤去・更地に戻し、遺骨を別の場所へ移す(改葬する)ことを指します。
背景には以下のような事情があります:

  • お墓が遠方にあり、管理が難しい
  • 後継者がいない
  • 経済的負担を減らしたい
  • 子どもに負担をかけたくない

「先祖に申し訳ない…」と思う方もいらっしゃいますが、無理にお墓を維持し続けることが負担になるのも事実です。現代ではライフスタイルの変化により、墓じまいは珍しくない選択肢になっています。


墓じまいの基本的な流れ

墓じまいには以下のようなステップがあります。

① 親族への相談

まずは親族間で話し合いをしましょう。
トラブルの多くは「相談不足」です。お墓にはそれぞれの思い入れがあります。急がず丁寧に意見を聞くことが大切です。


② 改葬先を決める

お骨をどこへ移すかを決めます。

  • 永代供養墓
  • 納骨堂
  • 樹木葬や散骨
  • 菩提寺や他の霊園

改葬先の契約書や受け入れ証明書が、役所の手続きに必要です。


③ 改葬許可の取得

改葬には「改葬許可証」が必須です。
市区町村役場で申請します。

【必要書類の例】

  • 改葬許可申請書
  • 改葬先の受け入れ証明書
  • 埋葬証明書(霊園管理者や寺院が発行)

④ お墓の閉眼供養(魂抜き)

お墓を撤去する前に、僧侶にお経をあげてもらい、墓石に宿った魂を抜く「閉眼供養」を行うのが一般的です。(宗派による)


⑤ 墓石の撤去・整地

石材店など専門業者に依頼し、墓石を撤去して更地に戻します。費用は規模や霊園の規定によって異なります。


⑥ 遺骨の移動・納骨

改葬先へ遺骨を移動し、納骨します。
新たな納骨先でも、開眼供養(魂入れ)を行う場合があります。


墓じまいにかかる費用

費用はケースによって大きく異なりますが、目安は以下のとおりです。

項目費用目安
閉眼供養の御布施3万~10万円程度
改葬許可申請費用数百円~数千円程度
墓石撤去・整地費用10万~50万円以上
新しい納骨先の費用10万~数百万円
骨壺や運搬費用数千円~数万円程度

「永代供養墓」は、30万円~50万円前後で利用できるところも増えています。


墓じまいの注意点

以下のポイントには特に注意が必要です。

  • 親族間のトラブルを避けるため、必ず事前に相談する
  • 菩提寺がある場合、離檀料が必要なことがある
  • 墓地によっては規約があり、自由に撤去できない場合がある
  • 改葬先の費用や管理料を確認する

ライフサポートは「墓じまい」のご相談も承ります

「手続きが複雑そうで不安」
「どこへ相談すればいいか分からない」
そんな時は、どうぞお気軽にライフサポートへご相談ください。

当社ではご葬儀はもちろん、墓じまいや改葬に関するご相談もお受けしています。ご家族に合った最適な方法をご提案いたします。

まずはお電話またはメールにて、お気軽にお問い合わせください。


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ご葬儀、菩提寺が地方の場合はどうするの?

「菩提寺が遠方にあるけれど、地元で葬儀を行いたい…」
そんなご相談を、私たち葬儀社ではよくいただきます。

近年は転居や核家族化の影響で、家の宗旨やお寺とのつながりは変化しています。特に「菩提寺が地方にある」ケースでは、どのように葬儀を進めればいいか迷う方が多いものです。今回は、そのポイントを分かりやすくお伝えします。


菩提寺が地方の場合、まず確認すること

  1. ご本家や親族への相談
     菩提寺との関係は、家単位で続いていることが多いため、ご本家や親戚に事情を相談するのが大切です。すでに対応の経験がある場合も多く、アドバイスをもらえることがあります。
  2. 菩提寺へ連絡を入れる
     遠方だからといって連絡を怠ると、後々トラブルのもとになりかねません。ご住職に事情を説明し、地元での葬儀が可能か、どのような手順が必要かを相談しましょう。

地元で葬儀を行う場合のポイント

● 僧侶の手配方法

(1) 菩提寺の住職に来てもらう

  • 出張していただける場合もありますが、交通費や宿泊費の負担が発生します。
  • 日程調整が難しい場合もあるため、早めに相談するのがおすすめです。

(2) 地元の寺院に依頼する

  • 宗派が同じお寺に、葬儀を依頼する方法もあります。
  • この場合でも、菩提寺のご住職に「どのお寺に依頼するか」「どのような儀式を行うか」を確認しておきましょう。
  • 戒名を菩提寺でいただきたい場合は、その旨を伝えます。

帰郷して菩提寺で葬儀を行う選択肢も

  • 遠方でも「先祖代々のお墓の前で葬儀をしたい」と帰郷を選ぶ方もいます。
  • 帰郷葬の場合、移動費用や宿泊費、参列者の負担を考える必要があります。
  • 帰郷が難しい場合でも、葬儀後に遺骨を持参して納骨や法要を行う方法もあります。

菩提寺に無断で葬儀を進めるのは避けよう

地方の菩提寺がある方で、無宗教葬を希望される方や家族葬で済ませたい方も増えています。しかし、菩提寺との付き合いを続ける予定なら、葬儀前に一度相談しておくことが大切です。無断で進めると、将来のお墓のことや法要でトラブルになることがあります。


まとめ

菩提寺が地方にある場合でも、地元で葬儀を行うことは可能です。ただし、

  • 事前の相談
  • 宗派や儀式内容の確認
  • 僧侶の手配方法

などをきちんと整理しておくことが、トラブルを防ぎ、心残りのないご葬儀につながります。

「遠方の菩提寺があってどうしたら良いか分からない」
そんなときは、ぜひライフサポートへご相談ください。宗派や地域事情に合わせて、最適なご提案をさせていただきます。

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火葬場はどこでも利用できるの?知っておきたい利用ルールとポイント

「火葬場って、どこでも好きなところを使えるの?」
お葬式や火葬のことを調べ始めると、多くの方が抱く素朴な疑問です。

結論から言うと、火葬場は「どこでも自由に利用できる」とは限りません。地域によって利用ルールが異なり、思わぬ制約に戸惑う方も少なくありません。

今回は火葬場の利用ルールやポイント、地域差について詳しく解説します。ご自身やご家族の終活や、急なお葬式のときの参考にしてください。


火葬場は誰でも利用できる?

そもそも火葬場は、公営と民営に大きく分かれます。

  • 公営火葬場
    市区町村や一部事務組合など自治体が運営。地域住民の利用が優先され、住民以外は利用できない場合や、料金が高額になる場合があります。
  • 民営火葬場
    民間企業が運営。公営よりも比較的柔軟に対応してくれることが多く、住民票の有無にかかわらず利用できることが多いですが、費用は高めになる傾向です。

つまり、 誰でも好きな火葬場を自由に利用できるわけではない のが実情です。


公営火葬場は「地域制限」があることが多い

公営火葬場は、基本的にその市区町村に住んでいる方のための施設です。

  • 亡くなった方がその地域の住民である
  • 喪主や申請者が住民である
  • 過去に住んでいた実績がある

などの条件が必要なケースがほとんどです。

地域外利用の例

  • 住民外の場合、火葬料が数倍に上がる
  • 混雑状況によって、地域外の利用は断られる

たとえば同じ火葬場でも、住民は3万円、住民外は15万円というように料金が大きく変わることもあります。


民営火葬場は比較的利用しやすい

一方、民営火葬場は地域制限が少なく、県外や遠方の方でも利用できる場合が多いです。

  • 終活で希望する場所を選びやすい
  • 宗教・宗派に対応していることが多い
  • 葬儀場併設で利便性が高い

ただし利用料金は公営より高額になりがちです。火葬だけで数十万円かかる施設も珍しくありません。


火葬場を選ぶ際の注意点

「どこでもいいから使いたい」という気持ちもわかりますが、次のポイントを必ず確認しましょう。

1. 利用できるかどうか

  • 故人または喪主の住所地による制限
  • 地域外料金の有無
  • 宗教や宗派の制限

2. 火葬料金

  • 公営は数万円程度が多い
  • 民営は数万円~十数万円以上になることも
  • 待合室、告別室、霊安室など付帯設備の料金もチェック

3. 日程の確保

近年は火葬場が混雑しやすく、特に公営火葬場は数日待ちになることもあります。葬儀社に相談し、早めの予約をおすすめします。


火葬場の場所を変えたいときは?

たとえば「実家は関西だが、家族は関東にいるので関東で火葬したい」というように、火葬場を希望の地域に変えることも可能です。

ただし、

  • 遺体搬送費用がかかる
  • 利用料が高額になる場合がある

など、追加費用や手続きが必要なケースが多いので注意しましょう。


ライフサポートの火葬サポート

ライフサポートでは、千葉・茨城・埼玉県を中心に、火葬場の予約や手配をお手伝いしています。
地域外の火葬場利用や費用のご相談もお気軽にお問い合わせください。

【無料相談・24時間対応】
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まとめ

  • 火葬場は「どこでも自由に使える」わけではない
  • 公営火葬場は地域制限が厳しい
  • 民営火葬場は柔軟だが費用は高め
  • 希望がある場合は早めの相談が大切

火葬場選びは、葬儀費用にも直結する重要なポイントです。後悔のないよう、ぜひ専門家に相談しながら進めてくださいね。

そんなときは、どうぞお気軽にご相談ください。


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宗派によって数珠の種類は違うの?

こんにちは、ライフサポートの富山です。

仏事に欠かせないアイテムのひとつが「数珠(じゅず)」です。お葬式や法事などで使うものですが、実は宗派によって形や種類が異なることをご存じでしょうか?

今回は「宗派ごとの数珠の違い」について、分かりやすく解説します!


数珠とは?基本のおさらい

数珠は、念仏やお経を唱える際に手にかける仏具です。珠(玉)の数には意味があり、煩悩の数である108個が基本とされていますが、宗派や用途によって数は変わることもあります。

また、日常的に持つ「略式数珠」と、正式な儀式用の「本式数珠」があります。略式数珠は宗派を問わず使える万能型ですが、本式数珠は宗派ごとに決まりがあります。


宗派による本式数珠の違い

■ 浄土宗・浄土真宗

  • 珠の数:108珠が基本ですが、浄土真宗は二連(輪が二重)になっていることが多いです。
  • 特色:浄土真宗の数珠は房(ふさ)が二つで、輪が二重になっている独特の形が特徴です。

■ 真言宗

  • 珠の数:正式には108珠ですが、二天玉(にてんだま)と呼ばれる大きな珠が二つ入るのが特徴。
  • 特色:房が四つ付いているのが一般的です。

■ 天台宗

  • 珠の数:108珠が基本。
  • 特色:親珠(大きい珠)の位置が決まっており、房も二つが主流。比較的シンプルな形です。

■ 日蓮宗

  • 珠の数:108珠。
  • 特色:振分数珠と呼ばれる独特の形で、房が四つに分かれているのが特徴です。

■ 曹洞宗・臨済宗(禅宗系)

  • 珠の数:108珠が基本。
  • 特色:形状は比較的シンプルで、房が二つ付いているものが多いです。

略式数珠なら宗派を問わず使える

お葬式や法要に出席する際、「宗派がわからない」ということもありますよね。そんなときは略式数珠がおすすめです。珠の数はバラつきがありますが、宗派を問わず使えます。男性はやや大きめの珠、女性は小ぶりな珠を選ぶ方が多いです。

ただし、自分の家の宗派が決まっている場合や、本式の場面では宗派ごとの数珠を用意するのが望ましいでしょう。


数珠は礼儀の一つ

数珠は単なる飾りではなく、仏様や故人への敬意を表す大切な仏具です。宗派によって形や珠の数が異なるのは、信仰の現れでもあります。

「どれを持てば良いかわからない」という方は、お仏具店や葬儀社に相談すると安心です。


まとめ

  • 数珠は宗派によって形や珠の数が異なる
  • 略式数珠は宗派を問わず使える便利アイテム
  • 正式な場面では宗派ごとの本式数珠を用意するのが望ましい

数珠は仏事の場でのマナーのひとつ。正しく準備して、大切な方への想いを形にしましょう。

お葬式や仏事のことでお困りの際は、どうぞお気軽にライフサポートまでご相談ください!


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