こんにちは。ライフサポートの富山です。
葬儀のご相談の中でよくいただくのが、「ドライアイスって本当に必要なんですか?」というご質問です。
葬儀の現場ではほとんど必須ともいえるドライアイスですが、金額や使用目的、当てる場所など、わかりにくい部分も多いかと思います。
今回はそのドライアイスについて、費用や使い方、当社での対応例を交えて解説いたします。
■ なぜドライアイスが必要なの?
ドライアイスはご遺体の保全(冷却)を目的として使用します。
ご逝去から火葬までの期間、ご遺体はどうしても少しずつ変化していきます。
それを抑えるために温度を下げて安定させる必要があるのです。
とくに自宅安置の場合や、霊安室に冷却機能がない場合にはドライアイスが不可欠です。
■ 費用はいくら?
当社では、10kgのドライアイス1回分に対し、税込11,000円でご案内しております。
この金額には処置料(ご遺体への正しい当て方・設置作業)も含まれています。
なお、安置期間中は1日につき1回の処置が目安です。
- 火葬まで1日:1回(11,000円)
- 火葬まで2日:2回(22,000円)
- 長期安置の場合:3回以上になることもあります
■ ドライアイスはどこに当てるの?
ドライアイスはお体の状態を見ながら、最適な場所に当てる必要があります。
冷やしすぎによる皮膚の変化や、逆に効果が弱すぎるといった問題が起きないよう、
当社では経験と知識をもったスタッフが処置しています。
一般的には、お腹・首回り・足元などを中心に、
その方の体格や状況に応じて位置・量・設置時間を調整します。
ドライアイスの扱いには注意が必要(低温やけど・密閉の危険)ですので、
処置は必ずスタッフにお任せいただいております。
■ 状態には個人差があります
ご遺体の状態は、ご逝去時の状況やお身体の状態、ご年齢などによって個人差があります。
そのため、同じ日数の安置であっても必要な処置が異なることもあります。
当社では、医学的配慮と経験を踏まえた適切な対応を行っておりますので、
安心してお任せいただければと思います。
■ ご不明な点はお気軽に
ドライアイスの使い方や費用については、事前のご相談でもご説明しております。
ご不安な点や、「本当に必要かどうか」などもお気軽にお尋ねください。
📞 フリーダイヤル:0120-873-444(24時間年中無休)
大切な方を穏やかにお見送りいただくために、
心を込めて対応いたします。