【無理に決めなくていい】自死のあとの葬儀について
― 葬儀社としてお伝えしたい大切なこと ―
大切な方を突然亡くし、
それが自死だった場合――
ご家族の心の整理がつかないまま、
「葬儀をどうすればいいのか」
「周囲にどう説明すればいいのか」
悩まれる方は少なくありません。
この記事では、自死のあとの葬儀について、無理に決めなくていいこと、選べることを、
葬儀社の立場からお伝えします。
まずお伝えしたいこと
葬儀は、急いで決めなくて大丈夫です
自死の場合、
- 気持ちの整理がつかない
- 判断する余裕がない
- 何が正解かわからない
という状態になるのは、ごく自然なことです。
葬儀は
「すぐに立派な形を決めなければいけないもの」
ではありません。
まずは
落ち着く時間を確保すること
それが何より大切です。
周囲に知られないよう配慮することもできます
「事情をあまり知られたくない」
「近所や親戚には詳しく説明したくない」
そうしたお気持ちを持たれる方も多くいらっしゃいます。
葬儀では、
- 家族葬として静かに行う
- 参列者を最小限にする
- 表現や案内文を配慮する
など、ご家族のご希望に合わせた配慮が可能です。
無理に説明する必要はありません。
ご遺体の状態に合わせた対応ができます
自死の場合、ご遺体の状態に不安を感じる方もいらっしゃいます。
ですが、現在は
- 専門の納棺師による対応
- 状態に応じた処置
- 消臭・衛生面への配慮
など、状況に応じた適切な対応が行えます。
「この状態では無理なのでは…」
と感じる場合でも、
できる範囲でのお別れの形を一緒に考えることが可能です。
納棺師・専門スタッフが対応します
自死のケースでは、
- 専門知識を持つ納棺師
- 状況に配慮した処置
- ご家族の心情への配慮
がとても重要になります。
ライフサポートでは、
必要に応じて専門の納棺師や処置スタッフが対応し、
ご家族が直接つらい場面を見なくて済むよう配慮しています。
葬儀の形は「一つではありません」
自死のあとでも、
- 通常の葬儀を行う
- 家族だけでお別れする
- 葬儀は行わず、後日偲ぶ
- 火葬のみで静かに送る
など、選択肢はさまざまです。
「こうしなければならない」という決まりはありません。
無理に答えを出さなくていいのです
- 今は考えられない
- 決められない
- 何もしたくない
そう感じる時期があっても、問題ありません。
葬儀社は、
答えを急がせる存在ではありません。
「今できること」
「今は決めなくていいこと」
を整理するお手伝いをするのが役割です。
最後に|ひとりで抱え込まないでください
自死のあとの時間は、
誰にとってもとてもつらく、孤独になりがちです。
「こんなこと聞いていいのかな」
「迷惑じゃないかな」
そう思わずに、
まずは状況をそのままお話しください。
ご相談・お問い合わせ
ライフサポート
📞 0120-873-444
https://anshin-sougi.jp/
葬儀の形、周囲への配慮、ご遺体の対応など、
ご家族の状況に合わせて、無理のない形をご一緒に考えます。
