ご逝去後、ご安置の際に
「故人の口が開いているのが気になる」
と不安に思われるご家族は少なくありません。
結論からお伝えすると、
ご家族で無理に対応する必要はありません。
葬儀社のスタッフ、または納棺士にお任せください。
この記事では、
- 故人の口が開いてしまう主な原因
- やってはいけない対応
- 正しい対処方法
を、葬儀社の立場からわかりやすくご説明します。
故人の口が開いてしまう主な原因
① 死後硬直によるもの
亡くなられたあと、時間の経過とともに死後硬直が始まります。
顎まわりの筋肉も硬直するため、口が閉じにくくなることがあります。
特に、
- お亡くなりから時間が経っている
- 硬直が進んでいる
場合は、自然に口が開いてしまうことがあります。
② 入れ歯(義歯)が関係している
入れ歯を外した状態では、
口元を支える構造がなくなり、口が開きやすくなることがあります。
逆に、入れ歯を入れたままでも、
状態によっては口元が不自然になることもあり、
判断は専門スタッフが行うのが安心です。
③ お亡くなりになった状況(亡くなり方)
ご病気や急変など、亡くなり方によっては
顎や口周りの筋肉が緩んだ状態で亡くなられることがあります。
これは決して珍しいことではなく、
ご家族のせいでも、何か問題があったわけでもありません。
④ ドライアイスの当て方による影響
ドライアイスはご遺体の保全に欠かせませんが、
当て方によっては顎まわりが冷えすぎてしまい、
- 口が閉じにくくなる
- 硬直が強く出る
といったことが起こる場合があります。
この点も、経験のある葬儀社・納棺士が調整します。
ご家族がやってはいけないこと
口が開いているのが気になっても、
次のようなことは 行わないでください。
- 無理に口を押さえて閉じる
- テープや紐で固定する
- 自己判断で入れ歯を入れ直す
無理な処置は、
お顔立ちが崩れてしまう原因になることがあります。
正しい対応は「葬儀社に任せること」
故人のお顔を整えることは、
葬儀社スタッフや納棺士の大切な役割のひとつです。
- お顔全体のバランスを見ながら
- 状態に応じた処置を行い
- 自然で穏やかなお顔になるよう整えます
早めに対応することで、よりきれいに整えることが可能です。
気になることがあれば、
遠慮せず葬儀社にお伝えください。
ライフサポートでは、早めの対応を大切にしています
ライフサポートでは、
ご安置後できるだけ早い段階で状態を確認し、
- 必要に応じて納棺士が対応
- ドライアイスの位置・量を調整
- ご家族が安心してお別れできるお顔づくり
を心がけています。
「こんなこと聞いていいのかな…」
と思うようなことでも大丈夫です。
まとめ|不安なことは一人で抱えなくて大丈夫です
- 故人の口が開くのは、よくあること
- 原因は入れ歯・硬直・状況などさまざま
- ご家族で無理に触らない
- 葬儀社・納棺士に任せるのが一番安心
ご家族が安心して、
穏やかな気持ちでお別れの時間を過ごせるよう、
私たち葬儀社がサポートします。
ご不安な点はいつでもご相談ください
ライフサポート
どんな小さなことでも構いません。
ご家族のお気持ちに寄り添い、丁寧に対応いたします。
📞 0120-873-444
