ご葬儀の際、「棺(ひつぎ)の中に写真を入れてもよいですか?」というご質問をよくいただきます。
結論から言えば、写真を入れること自体に問題はありませんが、いくつか注意点があります。
■ 棺に写真を入れるのはOKです
故人の思い出となる写真や、故人が大切にしていた家族写真などを棺に納めるのは、気持ちのこもったお別れの形として広く受け入れられています。
写真は紙製のものであれば火葬にも影響しにくく、多くの斎場で持ち込み可能です。
■ 「生きている人の写真」は避けたほうがよい?
日本では昔から、「生きている人の写真を一緒に燃やすのは縁起が悪い」とされることがあります。
これは迷信的な考え方ですが、気にされる方やご親族がいらっしゃる場合は配慮が必要です。
特に小さなお子さんや、これからの人生がある方の写真については、コピーして別に保存するなどの工夫もおすすめです。
■ 写真を納める際の注意点
- 燃えにくい素材(プラスチック製の額・金属など)は不可
- ラミネート加工や厚紙の場合も、事前に火葬場へ確認を
- 心配な場合は、遺影とは別に小さな写真を紙に貼るなどで対応
斎場によってルールが異なることがあるため、事前に葬儀社へご相談いただくのが確実です。
■ どうしても入れたいときは?
「家族で写っている写真を一緒に入れてあげたい」「思い出の写真だから棺に入れたい」そんな時には、小さくコピーしたものを使用する、データ写真を持参して飾るなどの方法もあります。
ご希望があれば、ライフサポートのスタッフが火葬場の可否確認も行います。
■ ご相談はライフサポートへ
棺に入れる品物は、宗教・地域・火葬場のルールなどにより判断が異なる場合があります。
📞 0120-873-444
https://anshin-sougi.jp
不安な点はどんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。