ご葬儀が終わった後も、ご遺族には大切なご供養の流れがあります。その一つが「納骨」です。納骨とは、ご遺骨をお墓や納骨堂へ安置することを指し、故人を正式にお墓に迎え入れる重要な儀式です。この記事では、ご葬儀後から納骨までの一般的な流れをわかりやすくご紹介します。
1. ご葬儀後のご遺骨の安置
火葬が終わると、ご遺骨は骨壺に納められ、ご自宅や霊安室に一時的に安置されます。
- ご自宅に安置する場合は、仏壇や祭壇を設けてお線香やお花をお供えします。
- お墓がまだ決まっていない場合は、一時的に寺院や霊園の「預かり安置」を利用することも可能です。
2. 四十九日法要までのご供養
仏式では、亡くなった日から七日ごとに法要を行う「中陰法要」があります。その中でも特に大切なのが「四十九日法要」です。
- 四十九日までは、ご遺骨をご自宅に安置してお祀りするのが一般的です。
- この期間中に、お墓の準備や納骨堂の契約を整えるご家庭が多いです。
3. 四十九日法要と納骨式
多くの地域では、四十九日法要と同じ日に納骨式を行うのが習わしです。
- 僧侶に読経をお願いし、ご遺族が立ち会って納骨を行います。
- 納骨の際には、白木位牌から本位牌への移行や墓誌への刻字を合わせて行う場合もあります。
- 四十九日が過ぎてからでも、百か日や一周忌に合わせて納骨することも可能です。
4. 納骨までに準備すること
納骨に向けては、以下の準備が必要です。
- お墓の準備:墓石工事や戒名の彫刻が必要な場合は早めに手配します。
- 納骨堂の手続き:契約や使用料の支払いを済ませておきましょう。
- 僧侶への依頼:読経や法要のスケジュールを調整します。
- 親族への案内:納骨式の日時や場所を早めに伝えましょう。
5. 納骨後の流れ
納骨が終わると、ご遺族にとってひとつの区切りとなります。
その後は年忌法要やお盆・お彼岸でお墓参りを行い、故人を偲び続けます。
まとめ
ご葬儀後から納骨までは、ご遺族にとって大切なご供養の時間です。
- ご葬儀後はご自宅にご遺骨を安置
- 四十九日法要を目安に納骨式を実施
- お墓や納骨堂の準備、僧侶への依頼を早めに手配
納骨のタイミングや流れは地域や宗派によって異なる場合がありますので、事前に菩提寺や霊園へ相談して進めると安心です。
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