火葬件数の増加や季節によって、火葬場の予約が取りづらくなることがあります。
特に近年は東京の直葬率が80%近くまで上がっており、火葬場に集中しやすい時期はさらに混雑しがちです。
では、火葬場が混んでいて希望の日程が取れない場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
本記事では、葬儀社として数多くのケースに対応してきた経験から、実際にできる具体的な対処方法をわかりやすく解説します。
1. 火葬場が混む理由とは?
● 秋〜冬にかけての繁忙期
気温が下がるにつれ、亡くなる方が増える傾向があります。これにより火葬場が予約で埋まりやすくなります。
● 都心部はもともと混みやすい
東京・神奈川・千葉などは人口が多く、火葬場のキャパシティが地域の需要に追いついていないことも。
● 直葬の増加
近年は「費用を抑えたい」「シンプルに送りたい」と考える人が増え、火葬場へ直接向かう直葬が急増しています。そのため朝の火葬枠に集中し混雑が起きやすくなっています。
2. 火葬場が混んでいて予約が取れないときの対処方法
ここからは、実際に葬儀社が提案できる現実的な対処方法を紹介します。
① 火葬の日程を柔軟に調整する
・希望する火葬場が混んでいても、
**「前後の日にずらす」**ことで予約が取れる場合があります。
特に午前枠が埋まっている場合は、午後や夕方の枠に空きが出ることもあります。
② 別の火葬場を検討する
同じ市区町村内で難しい場合、
隣接エリアの火葬場なら空きがあるケースも多いです。
例:
- 市川市 ⇒ 浦安市・松戸市
- 柏市 ⇒ 我孫子市・取手市
- 東京23区 ⇒ 近隣の公営火葬場
移動は増えますが、希望日に近い日程で進めたい方には有効な選択肢です。
③ 安置期間を延ばす
ご自宅または安置施設に数日安置し、
火葬場の空きを待つ方法です。
ライフサポートでは
- 安置室の利用
- 面会が可能な安置施設
- ドライアイス処置
など対応可能なため、落ち着いてご準備ができます。
④ 火葬場併設の斎場を利用する
火葬場に併設されている市営斎場は、
式場〜火葬まで移動がなく、混雑の影響も受けにくいという大きなメリットがあります。
市営斎場の例:
- 市川市斎場
- 千葉市斎場
- 流山おおたかの森斎場
- 浦和斎場 など
混雑時でも比較的スムーズに案内できるため、最近特に選ばれています。
⑤ 葬儀日程と火葬日程を分ける(先にお葬式)
火葬場の空きが数日先しかない場合、
先に家族葬(通夜・告別式)を行ってから、後日火葬する方法があります。
家族が集まりやすい日程で葬儀を行い、
火葬は落ち着いたタイミングで行うため、
スケジュール調整がしやすくなります。
⑥ 混雑状況に合わせて「直葬」から「家族葬」に切り替える
直葬希望の場合、火葬場の空き状況次第では数日待ちになるケースがあります。
その際、
『1日だけお別れの時間をとる“シンプル家族葬”』に切り替えると、
日程の選択肢が広がる場合があります。
3. 火葬場が混雑しているときにやってはいけないこと
■ 不確かな情報で自分たちだけで予約を取ろうとする
火葬場の予約は基本的に葬儀社しかできません。
ネットの予約状況が最新でないこともあります。
■ 無理に希望日にこだわる
慌てて準備すると、費用や段取りが不明確になりがちです。
慎重に進めることが大切です。
4. まとめ|混雑時こそ早めに相談することが最重要
火葬場が混んでいると不安に感じるかもしれませんが、
葬儀社には 複数の選択肢 があり柔軟に対応できます。
- 日程調整
- 別火葬場の提案
- 安置室の確保
- 火葬場併設斎場の手配
- 1日葬・家族葬への切り替え
など、状況に応じて最適な進め方を一緒に考えてくれます。
特に市営斎場の利用は
「移動がなくて助かる」「費用が抑えられる」
と多くのご家族から好評です。
📞【株式会社ライフサポート】
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