お盆は、ご先祖様や故人の霊をお迎えする、日本の大切な行事です。
その中でも「新盆(にいぼん・しんぼん)」という言葉を耳にする方も多いでしょう。
今回は、新盆の意味や時期、準備することについて、わかりやすく解説します。
新盆とは?
新盆とは、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆のことです。
「初盆(はつぼん)」とも呼ばれます。
通常のお盆以上に丁寧に供養を行い、故人の霊を手厚くお迎えします。
新盆はいつ?
新盆は、亡くなった翌年のお盆を指すのが一般的です。
お盆の時期は地域によって異なり、以下の2パターンがあります:
- 7月盆(新暦盆):主に東京など都市部
- 8月盆(旧暦盆):全国的に多い
たとえば、2025年6月に亡くなった場合、同年7月や8月のお盆が新盆となります。
ただし、亡くなった時期によっては、忌明け(四十九日法要)を過ぎていない場合、新盆を翌年に繰り越すこともあります。
新盆に行うこと
新盆では、次のような供養を行います。
白提灯を飾る
新盆では白提灯を用意し、故人の霊が迷わず帰ってこられるよう目印にします。
お盆を過ぎたら白提灯はお焚き上げするのが一般的です。
僧侶による読経や法要
自宅やお寺で僧侶を招いて読経をあげてもらうことが多いです。
また、親族や知人を招いて、法要後に会食をすることもあります。
お供えやお盆飾り
果物、故人の好きだったもの、精霊馬(ナスやキュウリで作る馬や牛)などをお供えします。
新盆のお布施の目安
僧侶に読経を依頼する場合、地域や寺院によりますが2万円~5万円程度が相場です。
さらにお車代や御膳料が必要な場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
新盆に呼ばれたらどうする?
新盆に招かれた場合は、お供えや香典を持参するのが一般的です。
金額の目安は5,000円~10,000円程度が多いですが、地域によって異なるので確認が必要です。
まとめ
新盆は、故人にとって最初のお盆であり、とても大切な行事です。
宗派や地域によってしきたりが異なるため、家族や親戚、菩提寺と相談しながら準備を進めましょう。
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