葬儀やお通夜で目にする「内盛(うちもり)」「盛籠(もりかご)」という言葉。
初めて聞く方にとっては、「何を意味するの?」「供花との違いは?」「誰が出すもの?」と疑問に感じることもあるでしょう。
この記事では、内盛籠の意味や特徴、供花との違い、費用相場、最近の傾向や柔軟な対応事例まで、わかりやすく解説します。
■ 内盛籠とは?
内盛籠とは、果物や缶詰・お菓子などを籠に盛り供える供物のこと。
喪主やご遺族が自ら供えることが多いため「内盛」と呼ばれますが、実際には親戚など近しい方が出すことも多く見られます。
供花が多く並んでいる場合に「もうお花は十分だから、代わりに内盛にしようか」と選ばれることもあります。
最近では、供花1基・内盛1基をバランスよく出す方もいらっしゃいます。
■ 供花との違い
内盛籠と供花はどちらも「故人を供養するための贈り物」ですが、以下のような違いがあります:
項目 | 内盛籠 | 供花 |
---|---|---|
内容 | 果物・乾物・缶詰など | 生花(菊・百合など) |
出す人 | 喪主・親族・親しい関係者 | 親族・友人・会社関係など |
使用後 | 分けて配る・ご住職に贈る等 | そのまま飾り、お花入れに使用 |
■ 金額の目安
内盛籠は1基あたり15,000〜30,000円程度が一般的です。
果物のみ、缶詰中心、お菓子とのミックスなど種類があり、地域や宗派により使われ方が異なります。
最近は、「式後にばらして配れるもの」や「ご住職にさしあげられるような内容」に配慮した内容にするなど、喪主様のご意向に合わせた柔軟な使い方が増えています。
■ 最近の傾向
近年では内盛の全体数はやや減少傾向にあります。
「お花だけにしたい」「あまり形式ばらずシンプルにしたい」といったご希望により、供花中心または内盛なしという式も珍しくなくなってきました。
その一方で、お花が十分ある場合に『代わりに内盛を』とご提案されるケースや、参列者へのお礼として実用的な内盛を希望される方も多くいらっしゃいます。
■ まとめ
内盛籠は、形式にとらわれすぎず、喪主様やご家族の気持ちを形にするための柔軟な供物です。
供花とのバランスや地域の慣習、式場の規模などを踏まえたうえで、「いまの時代に合ったご供養のかたち」を考えるのが大切です。
ご不安な方や判断が難しい場合は、お気軽にスタッフへご相談ください。
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