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なみだ雨って本当に降るの?

雨の中で葬儀場に向かう参列者と白い菊の花を写したなみだ雨のイメージ写真

「お葬式の日は雨が降ることが多い」
「なみだ雨って本当にあるの?」

こうした話を聞いたことがある方も多いと思います。

結論からお伝えすると、
私は葬儀社ですが、正直に言って“なみだ雨”というものは信じていません。

ただし――
実際、雨に降られることはかなり多い
というのも事実です。


葬儀社としての正直な感覚

私はこれまで、
1,000件以上の葬儀に立ち会ってきました。

その中での体感としては、

👉 3分の2くらいは雨が降っている印象

があります。

もちろん、
統計を取ったわけではありませんし、
たまたまかもしれません。

もしかすると、
私が「雨男」なだけかもしれません。

それでも、
「今日も雨ですね…」
という日が、驚くほど多いのです。


科学的に「なみだ雨」はあるの?

結論としては、

✔ 科学的に「なみだ雨」という現象は存在しません
✔ 雨は気象条件によるもの

です。

つまり、

  • 故人が泣いている
  • 天が悲しんでいる

という話は、
あくまで人の感情が生んだ表現です。


それでも「なみだ雨」と感じてしまう理由

ではなぜ、
多くの人が
「なみだ雨だ」と感じるのでしょうか。

理由① 記憶に残りやすい

葬儀の日は、

  • 感情が大きく動く
  • 記憶に強く残る

ため、
雨=印象的な出来事
として記憶されやすくなります。


理由② 雨と気持ちが重なりやすい

  • 雨音
  • 曇った空
  • 静かな雰囲気

これらは、
悲しみの感情と非常に相性がいいのです。

結果として、

「やっぱり、なみだ雨だったのかも」

と感じやすくなります。


理由③ 晴れよりも「意味」を感じやすい

晴れの日に行われた葬儀より、
雨の日の方が、

  • 物語として語られやすい
  • 印象に残りやすい

という側面もあります。

人は無意識に、
出来事に意味を持たせようとします。


葬儀社として思うこと

私は、

  • スピリチュアルな説明
  • 不安を煽る話

は、基本的にしません。

ただ、
雨が降るとご家族から

「きっと悲しんでいるんですね」
「涙雨ですね」

と声をかけられることがあります。

その言葉には、
故人を思う気持ちが詰まっている
と感じます。

それでいいと思っています。


雨でも、晴れでも、変わらないこと

大切なのは、

  • 雨が降ったかどうか
  • 晴れていたかどうか

ではありません。

ちゃんと見送れたか
気持ちを込めてお別れできたか

それだけです。


まとめ|なみだ雨は「気持ちの表現」

✔ 科学的になみだ雨は存在しない
✔ それでも葬儀の日は雨が多いと感じる
✔ 感覚的には3分の2くらい雨の印象
✔ たまたまかもしれない
✔ でも、そう感じる気持ちは自然

なみだ雨は、
空が泣いているのではなく、
人の心がそう感じているだけなのかもしれません。


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