海外旅行先でご不幸があったときの対処方法|知っておきたい手続きとポイント
海外旅行は楽しい思い出のはずが、突然の事故や病気で大切な人が亡くなってしまうことも、残念ながらゼロではありません。いざというときに慌てないために、海外旅行中にご不幸(死亡事故など)があった場合の対処方法をまとめました。
この記事はこんな方におすすめ
- 海外旅行が多い方
- 高齢の家族と一緒に海外旅行を計画している方
- 旅行保険の加入を検討している方
1. まずは現地の医療機関や警察へ連絡
海外で人が亡くなった場合、必ず 現地当局(病院や警察)への連絡 が必要です。特に事故や事件性がある場合は、警察による事情聴取や検視が行われることがあります。
病院で亡くなった場合
- 病院が死亡診断書を作成
- 現地の領事館や大使館に連絡することを勧められる
事故や事件の場合
- 現場保存が大切
- 警察による事情聴取
- 検視や解剖が行われることも
2. 日本大使館・領事館へ連絡する
現地で死亡事故が起こった際には、日本大使館や総領事館へ連絡しましょう。日本語で相談でき、次のようなサポートを受けられます。
- 死亡証明書の取得手続きサポート
- 遺体搬送の手続き案内
- 遺族への連絡支援
- 葬儀会社や搬送業者の紹介
【ポイント】
領事館の連絡先は、渡航前に必ず控えておきましょう。
3. 遺体の日本への搬送手続き
遺体を日本へ搬送する場合には、以下の書類が必要になります。
- 死亡診断書(Death Certificate)
- エンバーミング証明書(遺体防腐処置証明)
- 搬送許可証
- パスポート
搬送には多額の費用(数百万円になることも)がかかるため、海外旅行保険 に「遺体搬送費用」や「葬祭費用」が含まれているか確認しておくことが大切です。
4. 海外で火葬・埋葬をする場合
現地で火葬や埋葬を希望する場合は、以下の点を確認しましょう。
- 現地の法律や宗教上の制約
- 葬儀会社の手配
- 現地領事館への届出
- 日本への遺骨搬送可否
国によって法律が異なるため、領事館への相談は必須です。
5. 保険会社へ連絡
海外旅行保険に加入している場合は、まず保険会社の緊急連絡先に連絡します。多くの保険には以下が含まれています。
- 遺体搬送費用
- 現地での医療費
- 日本から現地への家族渡航費
- 各種手続き代行サービス
6. 帰国後の手続き
遺体や遺骨が日本に戻った後、以下の手続きが必要です。
- 死亡届の提出(本籍地または届出人の所在地の市区町村役場)
- 戸籍への反映手続き
- 埋葬許可証の取得
- 葬儀の実施
まとめ|海外旅行前の備えが大切
海外での不幸は、精神的にも大きな負担です。以下を備えておきましょう。
✅ 海外旅行保険 の加入(遺体搬送や葬祭費用もカバーするプランがおすすめ)
✅ 大使館・領事館の連絡先 をメモ
✅ 家族や同行者と緊急連絡方法を共有
✅ パスポートのコピーを携帯
万が一の際に慌てず対応できるよう、知識と備えが安心につながります。
もしものときのサポートも、安心の旅行のうち。
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