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【禅宗とは?】坐禅を重んじる日本仏教の大切な教え

こんにちは。ライフサポートの富山です。

今回は、日本仏教の中でもとても特徴的な宗派である「禅宗(ぜんしゅう)」についてご紹介します。

曹洞宗や臨済宗など、葬儀でもよく耳にする禅宗ですが、「坐禅って?」「読経が少ない?」と疑問を持たれる方も多いと思います。この記事では、禅宗の基本から、葬儀での特徴までやさしく解説いたします。


■ 禅宗とは?

禅宗とは、「坐禅(ざぜん)」という姿勢と呼吸によって心を整え、悟りを得ることを重視する仏教の一派です。

  • 文字や理論よりも「実践(坐禅)」を重視
  • 教典ではなく、「自己の心を見つめる」ことが教えの中心
  • 日常のあらゆる行動そのものが修行とされる

“不立文字(ふりゅうもんじ)”=文字に頼らず直接真理を伝える、という禅宗の教えが象徴的です。


■ 禅宗の主な宗派と特徴

宗派概要
曹洞宗道元禅師が開いた。
「只管打坐(しかんたざ)」=ひたすら坐禅に打ち込む
臨済宗栄西禅師が開いた。
「公案(こうあん)」と呼ばれる禅問答を通じて悟りを得る
黄檗宗中国・明代の影響を色濃く残す。
読経や儀式のスタイルも独特

■ 禅宗の葬儀での特徴

  • 読経は「修証義」や「般若心経」など(曹洞宗)
  • 導師(僧侶)が「引導文」で故人を導く儀式あり
  • 焼香は2回が基本(地域差あり)
  • 「戒名(かいみょう)」には禅宗らしい道号がつくことが多い

禅宗のご葬儀は、質素で厳粛な印象があり、心を落ち着けて故人を送りたい方に選ばれることも多いです。


■ 禅宗は「今この瞬間を大切にする」教え

禅宗では、「過去でも未来でもなく、今この瞬間を丁寧に生きること」が大切とされています。

坐禅も読経も、日常の立ち居振る舞いも、すべては心を整えるための修行。葬儀の場でも、静けさや心の落ち着きが自然と生まれるのは、こうした教えの影響かもしれません。


■ 禅宗のお葬式に不安がある方へ

宗派の違いに戸惑うこともあるかもしれませんが、基本的な作法や流れは私たち葬儀社が丁寧にご案内いたします。

ライフサポートでは、禅宗(曹洞宗・臨済宗など)に対応したご葬儀を多数お手伝いしてまいりました。

ご不安やご質問がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。


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